不登校支援を必要とする子供たちの現状
こんにちは。「未来GATE広島」です。
今回は、増加している不登校の子どもたちについて、現状や背景、そして保護者の方々の悩みに焦点を当ててご紹介します。
不登校は特別なことではありません。誰にでも起こりうるものだからこそ、正しい理解と支援の輪を広げていく必要があります。
全国の小学生・中学生の不登校の数
文部科学省「令和5年度調査」によると、
全国の小中学生で約30万人が不登校となっています。
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小学生:約10万人
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中学生:約20万人
特に小学生の不登校が近年急増しており、毎年過去最多を更新し続けています。
広島県内の不登校児童・生徒の数
広島県でも不登校の子どもは増えています。
令和5年度の報告では、
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小学生:約2,200人
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中学生:約3,900人
県内で合計6,000人以上が学校に行けない状態にあることがわかっています。
フリースクールなど、学校以外で学ぶ子どもたち
不登校でも、全ての子どもが「家に引きこもっている」わけではありません。
最近では、以下のような選択肢が広がっています:
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フリースクール
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オンラインスクール
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家庭教師や在宅学習サポート
全国的に見ると、不登校児の2〜3割程度がこうした活動に参加しており、広島でも新しい支援の形が広がりつつあります。
不登校のきっかけとは?
子どもたちが学校に行けなくなる理由は様々です。代表的なきっかけには次のようなものがあります:
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友達関係のトラブル(いじめ・孤立感)
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教師との相性や関係性
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学習への不安・勉強についていけない
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発達特性やメンタル不調(HSP、ASDなど)
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生活リズムの乱れ
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家庭の事情や転校による環境の変化
どれも「よくあること」のように思えますが、子どもたちにとっては大きな壁になってしまうことがあります。
保護者の方の悩み
お子さんが不登校になると、保護者の方も多くの不安を抱えるようになります。
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勉強の遅れは大丈夫?
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このままでは進学できないのでは?
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子どもにどう声をかければいいかわからない
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誰に相談していいか分からない
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家族・きょうだい関係にまで影響が出てきた
保護者の孤独やプレッシャーも、私たちが支援すべき大切な課題です。
未来GATE広島の取り組み
未来GATE広島では、
在宅型オンラインフリースクールを通じて、不登校の小中学生とそのご家族を支援しています。
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自宅にいながら学べる
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子どもに寄り添ったカリキュラム
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専門スタッフによる個別対応
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保護者の相談サポート
「学校に行けない」ではなく、「別の場所で学び、成長できる」。
そんな選択肢を地域に広げていきます。
最後に
不登校は「怠け」ではありません。
**「自分を守るためのSOS」**です。
そのサインに気づき、適切なサポートを届けることで、子どもたちの未来は変わります。
未来GATE広島は、子どもたちと保護者の皆さまのそばで、これからも伴走していきます。
「このままで大丈夫なのか不安…」
「子どもが話してくれない…」
「誰かに話を聞いてほしい…」
そんな時は、一人で悩まず、ぜひ私たちにご相談ください。
子どもたちの未来を一緒に考えていきましょう。